情報処理安全確保支援士試験 勉強法 (2022)

2022年秋の情報処理安全確保支援士試験を受験した。 (去年だけど投稿を忘れていた。。) 午前1, 2 と午後 1 は 9割、午後 2 は 8 割取れていた。 子供がまだ小さくて勉強時間の確保が大変だったけどその分時間を大切に勉強できたと思う。

今回の試験での勉強方法やスケジュールを書いておく。

概要

勉強前の状態

サーバサイド開発を始めて6ヶ月くらい。情報学科出身なので一般教養はあるつもり。。
基本情報は10年前に取ったことあるけど、上級試験は初めて受ける。
午前問題の過去問を少し見た感じ、半分も正解できるか怪しい感じ。 (LANケーブルの規格とか分からない) 家庭の事情で受験を諦めてたけど、申し込み締切ギリギリで受験することにした。(試験まで 2.5 ヶ月)
試験の範囲も形式も知らないので勉強方法を検索しまくって良さそうな本を買った。

勉強時間・スケジュール

毎日午前4:00~6:00に勉強した。 体調不良とか夜泣きとかで勉強できない日もあったけど、有給とか土日で埋め合わせてだいたい 150 時間弱くらい勉強した。

スケジュールとしてはおおよそ下記。

  • 0 ~ 40日目: 参考書を読む。理解できないとこはネットで知識を補完した。子供の看病であまり勉強できず。
  • 30日目 ~ 最後: 問題集で午前の過去問を周回する(試験会場で 3 周目が終わった)
  • 50日目 ~ 最後: 午後の重点対策やる。子供の看病 + 自分も寝込む。
  • 60日目 ~ 最後: 問題集の中の午後の過去問を解いた。IPA の「セキュリティ10大脅威」とか最近あった重大な脆弱性を流し読みす + 子供の看病。

勉強方法

午前1, 2

午前 1 は出題範囲が広いので応用技術者試験の参考書をさらっと読んだ。 honto.jp

2 冊の問題集を 3 周した。(合計 1100 問くらい)

問題それぞれに下記のレーティングをして、2 周目からは B と C だけ解いて再レーティングした。
3 周目は、この時点でも A にならない問題に対して説明を直接本に書きこんだ。
(この学習方法は 2022 情報処理安全確保支援士「専門知識+午後問題」の重点対策 | IT資格試験の取得、IT人材育成は株式会社アイテック(iTEC) に書いてあった。)

  • A: 選択肢まで完璧に説明できる
  • B: 正解できるけど選択肢全部について説明できない
  • C: 不正解 or なんとなく正解できた

www.shoeisha.co.jp

www.itec.co.jp

小ネタ

PDF は Goodnote (最高のノートアプリ) に取りこんでレーティングやメモを書きこんだら効率よく学習できた。

午後1 ,2

注: 2023 年から午後試験が論文に変わったらしい。私が受験した時は記述問題だったので今から受験する人は違う対策が必要かも。

そもそもセキュリティ分野で実務経験ないしサーバサイドも経験浅いのでじっくり読んだ。 www.shoeisha.co.jp

知識の再確認 + 問題演習 www.itec.co.jp

問題演習は時間の都合上、全部できなかった。各分野で 1 問ずつくらいを時間を測ってやった。 問題の傾向は掴めたので最低限 1 問ずつやるのは良かったと思う。あと、特に苦手な分野の問題をなるべく多くやった。
過去問をやるのは試験問題に慣れる意味合いもあったけど、実際どう使うのかよくわかってない技術について理解が深まるので良かったし面白かった。試験が終わっても継続的に解いていきたい。

今年は DB スペシャリストを受験するので午前1以外は同じ方法で勉強を進めていきたいと思っている。